という行き当たりばったりな気持ちでアタックしてみました2022年大晦日。
8:30 武庫川渡ります。
山手幹線。尼崎市。
車が少なく快適です。大晦日ですからね。
神崎川渡ります。尼崎から大阪へ。
次は淀川。
おお! 阪急電車 3連発車。
大阪市街地に突入。
現在のキタの景色は私には何が何だかさっぱりわかりません。
桜宮。
公衆トイレで用を足しときます。街走りが続きますからね。
京橋。ちょっと寄り道。
昔、独身でサラリーマン時代、ここの2階に住んでました。
ホント、こんなもんでした。でも充実してたなあ。
「鼻から牛乳」も幾度かありましたよw あゝ青春。
放出駅。「放出」は「はなてん」と読みます。
関西の人はみんな知ってるでしょうけど。
東大阪 暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)。
道は空いてるし、自転車レーン完備で快適です。
右手には花園ラグビー場。目の前には生駒山。
もうすぐ到着してしまう。うわぁ・・・
暗峠スペック
距離はわずか2.63km。
獲得標高 427m 平均勾配 15.1%と控えめ(?)な数値が出ていますが・・・
出だしとラスト600mは坂が緩めです。
厳しいのはこの青色区間。(RWGPS)
この厳しい青色区間は 1.6km、平均勾配は21%!!
あくまで平均ですからね。
StravaやRide with GPSが示す勾配を鵜呑みには出来ませんが、RWGPSでは塩尾寺の一番キツいとこ500mの平均勾配は24%となっています。
塩尾寺もまあまあ安定して登れるようになったし、暗峠も何とかならないかな〜という考えも頭の片隅にちょっとだけありました。
さて。着いちゃった・・・
おお、ここだ。近鉄奈良線の高架下。
YOUTUBE動画で何度も見た場所です。
ジャケットを脱ぎ、手袋も薄いものに替えます。
ネックガード、アイウェアも外します。
さあ、スタートだ。やだなあ・・・w
この先の写真はしばらくタイムラプスなので荒れています。
ご容赦下さい。このあと両手が離せなくなるのは確定事項なので。
出だしはこんな感じ。一車線ですが国道なんですよね〜
ちょっとの間15%くらい。しかしここでは10%台は暖斜面。
すぐに斜度がグングン上がってきます。
民家が途切れるあたりでもう20%オーバーの激坂です。
ここまでで距離にして370mくらい。
この後は20%台前半と20%台後半が交互にくる感じ。
体重乗せるだけのダンシングでは進めません。
ハンドルしっかり持って踏み込む動作が必要になります。
雨水の排水溝が大きく深めで、しかもそれが幾度も路面を斜めに横切ります。
結構な段差がありかなりのストレスですが、通常サイズのグレーチングがセットされていたらこの坂ではスリップは免れないのでしょう。
息が切れたらゲームオーバーだと思い、出来るだけ抑えて登りました。
でも心拍上がるし息も切れます。戻りません。
斜度が急すぎるので斜行したいのですが、この激坂では小ワザがうまく使えません。
フロント浮くしフラつくし、切り返しで転倒しそうになります。
粘れるだけ粘りましたがもうダメです。
アウトォ〜!! ヒィハァ・・・・
800m地点くらい。
この峠は今の私ではどう足掻いても太刀打ち出来ません。
路肩にしゃがみ込み、息を整えます。
ここからは降りて、歩いて、坂が緩んだらまた乗って。それを幾度か繰り返します。
しかし再発進はなかなか難しい。クリートがうまく嵌まらなかったから1回まわしてやり直し、という動作が普通には出来ません。
降りちゃったから有名ポイントで記念写真も撮れますw
この辺りは勾配が少し緩んだので乗ってました。
ハイカーの皆様が「すごい〜」「ガンバレ〜」と応援してくれます。
いえいえ、だいぶ歩きましたから。スミマセン....
とは言えここだって楽な坂ではありません。
息が切れてて普通にしゃべれないのです....
またもや急坂ですがもうゴールに近いはず。
ゴール手前は石畳になります。
一応ここがゴール。完敗です。
西を向いて撮った写真。
反対側には 奈良県・生駒市 と書いてあります。
日本の道100選ってのは自転車乗りには結構怖いリストだったりしますw
下りはとにかくスピード出さないように!! 下ハン握りっぱなし。
角度がキツすぎて前や遠くを見ると首がしんどいので、近くの地面見てました。
スタート地点まで降りて来ました。
予想通りの結果になり残念....
サイクリストには登り下り含めて7〜8人会ったかな。
大抵は休憩入ってましたが、2人はガチ常連さんのようでした。恐ろしや。
あと電動MTBとフロント3枚のロードも。
せっかく東大阪まで来たのだから、もうひとつ有名な坂を登っときましょう。
十三峠です。暗峠から4kmほど南にあります。
3.98kmの平均勾配9.1% 楽な坂じゃありません。
でも足は付かずに登れるでしょう。本当はタイムアタックすべき坂ですよね。
暗峠で一度死んできましたから、今日はもう厳しい登坂は出来ません。
景色が良いらしいのでゆっくり登ります。
道が幾重にも重なりゆっくりと高度を稼いでいます。
本来峠道とはこうあるべきで「直登の道があったから舗装しときましたー」なんてのは思慮が足りないのです。どことは言わんけど。
暗峠はホント暗かったなー。
十三峠は明るいし景色も素晴らしい。名前はやや不吉ですがw
筑波には十三塚って道もありますが、そこもとんでもない激坂です。
降りてくる大晦日サイクリストとすれ違いざまご挨拶。
展望台がゴールっぽい。ただ、もうちょい登りが続きます。
Stravaセグメント走りきってなかったら残念なので、念の為奥の高架下の手前まで行ってきました。
HONDA Africa Twinのオートバイライダーの方に撮っていただきました。
感謝です。ここは夜景も綺麗そうですね。
十三峠は下りも最高でした。緩やかだし度々絶景ポイントが現れます。
近鉄瓢箪山駅。
ファミレスでハンバーグランチ。
帰る前にもう一回アタックしてみます。
登れるとは思ってませんが、暗峠のえげつなさをしっかり体に叩き込んでおきます。
二回目は観音寺のあたりまで行って引き返しました。
やはり暗峠の勾配はとんでもない。前述した通りもっとキツい坂もショートならあちこちにありますが、27%やそれ以上の坂がこれだけ続き、何度も何度も攻めてくるのは私の知る限りここだけです。
セグメント2.63km、その中の更なる激坂区間1.6km。
何とかなりそうな距離に思えますが、実際走ると激坂区間ではほんの数10mが気の遠くなるような距離だったりします。
あらためて今後の身の振り方を考えねばなりません。困ったこまった・・・
淀川渡ります。大阪 Big River Blues・・・
武庫川渡ります。こっちはこっちで六甲のお出迎え。
走行距離 92.45km
獲得標高 1,416m
あまりにも高い壁を見せつけられました。
激坂区間の半分近くまでは行きましたが、後半の方がもっと厳しくなります。あれを登るには私のスペックを、まださらに大きく二段階進歩させなければならない感じがします。
うーむ、残り人生でそれが可能なのでしょうか?
来年は年男ですよ。え? 大きく飛躍しろとか? (無理無理無理無理無理・・・)