2022.3.2 神戸山岳150km
西宮の実家に常備されることになったPana。
温室に置かせて貰っています。
スタンドとボンプも買い込みました。
こちらでお世話になってるのは → もりさいくるさん
ウチから一番近いスポーツバイク屋さんです。
深夜、酒の肴にルートを探索。
酒はズブロッカ。ロゼは初めてです。
うわ、これ甘いな〜...
私は六甲以北の道はほとんど知りません。
オダックス近畿さんのブルベルートを参考にします。
面白そうなのが出てきましたよ〜
近畿200km神戸 VALE TUDO → RWGPS
219.3kmで5,814mアップ。超山岳じゃないですか!
4,500登った後、最後に生瀬から六甲登れだと?
完走できる気がしません。まあ行けるとこまででいいや。
ちょっと兵庫山岳の入口を覗いてみるか、くらいの気分で。
神戸発・着なので西宮からだとスタート地点までの往復が長いな...
六甲を最初に持ってくることにします。
7時スタート。
天気が冴えませんが、9時頃から快晴になるとの予報です。

瓦木中学校。母校です。
私が通ってた頃は周囲は一面ネギ畑でした。

廣田神社近くの17%坂。
こないだ霊柩車の助手席でこの坂を降りて来たっけなあ・・・

西宮市立満池谷火葬場。
お世話になりました。
このあと82号(大沢西宮線)、鷲林寺経由で甲寿橋へ。
この道えらくしんどいです。交通量も多く大型トラックがガンガン通ります。
逆瀬川から来たほうが楽やったんちゃうやろか?

甲寿橋。左折してここから六甲です。
雨降ってきたよ!! おいコラ気象庁!!

六甲登ります。とにかく温存策です。
ここで疲れてしまったら1日が終わります。
でも疲れずに六甲登るなんて絶対出来ませんがw

とりあえず一軒茶屋。雨と霧で結構濡れました。
もう疲れ果てていますw

西へ向かいます。昨日の雨でも溶けきらなかったか...
防水じゃないけどウインドブレーカー着込みます。下りだし。

山手幹線まで下りて来ました。気温も緩んでホッとします。
雨から一旦逃れられました。しかしここも地面濡れてるな。

護国神社横のヒドイ坂。長峰坂と言います。
この坂を877m登り切ると私の母の実家があります。
→ 2017.3.10 六甲・長峰坂を登ります

新神戸から北野通りを抜け、再度山(ふたたびさん)入り口。
いきなりコンクリ◎◎坂。
ここは自動二輪禁止なんですよねー。むかし車で何回か来たっけな。
ビーナスブリッジというデートコースがあります。

自転車で再度山上るのは初めてです。
一軒茶屋ほどではないですが十分キツイ。
六甲メニューを最初に持って来たのがムチャだったか・・・

ペース上がりません。
こんなの出てくるんだもん💦

2回ほどアップダウンがありますが再度山のピークはこちら。
ここ過ぎたらこの先は完全に未知の道。

少し進むと森林植物園の西口に出くわしました。
トイレお借りします!

補給タイム。
今日は簡易リュックにパン3個、饅頭3個を詰め込んできました。

ひと休みしたのでしばらく快適に走れました。
いくつか峠を越えました。

大変気持ちの良い道です。
こんな良い環境を知らずに阪神間だけで狭苦しく生きて来たなんて!
兵庫県民として生きてた人生前半、もったいないことでした。

三木市に入ります。ここまでが神戸市だったか。

このピークの向こうは三田市。

千丈寺湖。

ほほう、ここが花山院か。
確か激坂で有名なとこだったはず。
おとといの塩尾寺に並ぶような坂らしいので迷うことなく今日はパス!w
遭難しちゃいますよ。またいつか日をあらためて。

また雨が降って来ました。おいコラ気象庁!!
道端の大きな樹の下で雨宿り。
補給食の豆大福と黒糖饅頭を貪ります。

ろくに下調べもせず走っていますが、この峠越えが異常に苦しい。
ここ絶対有名な激坂ポイントでしょ!?

ピークっぽいところに出たので、後で調べるため写真を撮っておきます。
永沢寺で検索かけたら案の定たくさん出ましたよ。ヒルクライム情報がw

今どこを走ってるのかさっぱりわかりません。稲川町に入るらしい。
また雨に遭っています。おいコラ気象庁!!
15時回ると急に冷えて来ました。

丹波篠山市。
自分がどこ通ったのか後でGoogleストリートビューでチェックしたのですが、どうしても同じ景色に出くわしません。どうやらストリートビューではまだ合併する前の「篠山市」の表示だったみたい。

大阪府の北西の一番端っこをかすめます。
そろそろ16時です。距離は当初の予定の6割くらい。
予定ではこの後まだ激しい峠がたくさん、大きなピークが3つ待っています。
走破出来そうな気がしないし、無理に回ったら帰宅は深夜になるでしょう。
そもそも今日は天気予報信じてたのでレインウェア持ってません。
風邪ひいちゃうよ... ここでルート攻略はお終い。
このまま173号で帰途に就きます。

国道173号線。川西へ向かって延々と下ります。早い速い。
そんなに標高高いとこにいたのかー。寒いはずだよ。

一庫ダム。
正直に白状します。読めませんw 調べました。
「ひとくらダム」でした。

池田で右折して宝塚へ。
宝塚まで帰ってくればもう地元。安心です。

おお!手塚治虫記念館だ!
また今度ちゃんと見学に来ます。

走行距離 156.7km
獲得標高 2,955m
18時半頃帰宅しました。
いやあ、辛かった。ルートには完敗です。
雨に何度も降られたし一番キツイ六甲山を最初に持って来たのもビミョーですが、そういう言い訳なしでも完走は厳しかったと思います。
後半の厳しいとこ全然走ってないし、下調べ含めて全く準備不足です。
まあ今回は六甲の向こう側へ初めて足を踏み入れ、色々情報を得ました。
今度は暖かい時期に、キツイ登坂は避け距離を伸ばしたいな。
春雨も 汗で流れる 永沢寺
翌々日。神戸空港。

おみやげを大量に詰め込み帰ります。

帰りの便では左手に富士山。

三浦半島だ!

これはもしかして・・・?
帰って検証しました。やはりマザー牧場でした。
こんな近くに見えるのか!
来週は延期になってた佐原300、その次の週は山だらけ改200です。
早く暖かくなんないかな。冬が終わるのが楽しみです。
2022.2.28 宝塚・塩尾寺(えんぺいじ)
また西宮に帰ります。
何枚かの書類、印鑑の用事を片付けねばなりません。遺品整理も。
旧友と会う約束もあります。
この日は天気が良かった。伊豆半島。
芦ノ湖でかいな〜。
富士山を上から!
まだロードバイクで富士山に行ったことがないんです。
五合目までいつかは行かねばなあ・・・
あっという間に関西圏。
奥の黒いのが六甲山地でその向こうが大阪湾。
明石海峡大橋。
神戸空港へ。もう着陸態勢です。
こう見るとやはり阪神間のサイクリングは、六甲越えないと始まらないですね。

実家のワンコ・ダンディーくん。

30年ぶりのバンド活動w
4月の末頃、本番がありましてそれに向けてのリハです。
リハーサルです。リハビリではありません。
私はドラム担当です。ロードバイクとドラムの共通点に関する考察は、またの機会に深く述べたいと思います。

三宮の夜景。
さて。
この休みを最大限に利用します。
パナを実家置きにしたのでどこでも行けます。
宝塚に激坂ポイントがあることをネットで知りました。
塩尾寺。えんぺいじと読みます。

2.2kmで323m登ります。ところどころ20%オーバーがあります。
良識というものが欠けています。こりゃつくば道や富山レベルじゃないか・・・
距離が短いのが救いです。
RWG → 塩尾寺

いつもの武庫川サイクリングロード。14時半頃ぶらりと出かけました。
北へ行くにも南へ行くにも信号待ちなしでストレスフリーです。

9km足らずで宝来橋南詰交差点に着きます。
カレー屋の角を曲がるとすぐに坂が始まります。

この斜度で住宅地なんですよ。

振り返るとこんな坂!

塩尾寺への道案内板。
ここまではオードブル、ここからが本番。

右手には甲子園大学。
えー、どうやって通うの? 歩きでも相当ですよ。

えんぺい寺休憩所。
休みたい、ああ、休みたい。でも何もありませんw

地獄の激坂ストレート。
蛇行で耐えます。ヒィハァ・・・

坂が終わってます。あそこがピークかな?
そうでありますように!!

ゴール〜。
いや、キツかった。久々に絶望感を味わいました。
ほんの2.7kmの上り。
ちょっとくらい厳しくても、こんなに手こずるとは思っていませんでした。

普段着だしw

日本の景色には和製クロモリはよく似合う。

さて帰ります。下りの20%坂はコワイ・・・
あと砂も浮いてます。気をつけて!!

展望台。ウチも見えてんじゃないかな?
当然ウチからもここが見えてるはずで・・・

下りてきました。写真正面の白い建物は宝塚大劇場。
私の祖母は実は宝塚歌劇団の第3期生だったのですよ!!

走行距離 22.7km
獲得標高 371m
実家から塩尾寺までわずか片道11kmです。
この距離に人生屈指の悶絶激坂があるなんて!!
六甲逆瀬川ルートと同じで近いからすぐ来れちゃいますが、全然優しくはないです。
こまめに通って余裕でこなせるようになりたいものです。
春立ちぬ もがいて登る 塩尾寺
2022.1.24 父の看取り。 六甲〜有馬
2022年1月。
実家にて父親を看取りました。
91歳。肺扁平上皮がんでした。
私は長男なので喪主をしました。
ごく近しいものだけで通夜、葬儀を済ませました。
明日千葉へ帰ります。
主人のいなくなった実家から。13時スタート。
武庫川サイクリングロードを北へ向かいます。
やはり六甲へ。
この年末、こまめに実家へ往復してたのは父の見舞い・介護のためです。
母ひとりでとてもカバー出来るものではありません。
父は10年前、大病をしています。その時は危篤状態にまで陥りました。
そこから生還後の10年は「おまけみたいなもんや」と本人が言ってました。
そのせいもあってがん発症後の衰弱は早かったようです。
しばらくは今回ほど頻繁に帰省する事はないでしょう。
なので逆瀬川ルートでタイムアタックをしてみます。
逆瀬側〜甲寿橋間は緩いと思ってましたが、幾度か10%オーバーがありますね。
いつもはアプローチの気分でのんびり走ってましたが、頑張ると充分厳しい。
ここですでに標高270mありますから。
やばい。オーバーペースだ... ヒィヒィ言って登っています。
登坂車線が終われば坂は少し緩むはず。
しかし難関はいくつも待ち受けています。人生は厳しいものです。
父の自覚症状は痛みからでした。
背中が痛いと言ってしばらくの間整形外科に通っていたそうです。
痛みは治らずひどくなり、とうとう寝込んでしまいました。
精密検査を受けたときにはステージ4でした。
あちこちガタガタの91歳です。肺の切除手術や抗がん剤には耐えられません。
根治治療は難しく、最初から緩和の方向でした。
正面にちょっと見えてる白いのが宝殿インターです。
この辺りが一番しんどいところです。斜度もキツイ。
息が切れて脚も回りません。ペース配分間違えたなこりゃ...
宝殿インター。もう力を使い果たしヘロヘロで通過しました。
私にはやはり六甲逆瀬川ルートでタイムアタックなんてとんでもない。
温存温存で完登がやっとです。
父は通院が困難となり、放射線治療のため入院しました。
予後が芳しくなく、入院期間は長引きました。
その間にどんどん衰弱し、意識もはっきりしない時間が増えました。
もはや点滴は静脈に入らず皮下点滴のみです。
本人の最後の望みは「家に帰りたい」だけです。
それを叶えてあげることだけが家族の目標となりました。
もう病院に戻らないことが前提ですから自宅看取りということになります。
父が退院できたのは年も押し迫った28日でした。
一軒茶屋。今年4回目かw タイム更新ならず。
体重を減らし、地力を上げるしかないでしょう。
介護に帰って来ている割によく遊んでると思われるでしょうが、年末年始は家族が代わりばんこに帰って来れますから、昼間はまあまあ時間が取れます。私は三人兄弟の長男で弟が二人います。
晴れているのですが今日はやけに寒い。
ここでは-1℃を表示していますが、このあと西向きの行程では-3.7℃でした。
とはいえ自宅見取りに際して、我々家族に大した知識や覚悟があったわけではありません。後で色々わかってくると様々な幸運に助けられていました。
まず何よりも訪問医、訪問看護師、ケアマネージャーの皆様に恵まれました。
感謝しかありません。
時期も偶然年末年始に重なったことで兄弟各々時間が取れました。
たまたまこの時期コロナが下火になっていたこともラッキーでした。
介護ベッドが入り、ポータブルトイレが置かれました。
結果的に父が自宅で過ごせたのは20日と少しでした。
今日は北側へ下ります。裏六甲です。
表六甲と違いクルマが少なくて快適です。路面もキレイ。
しかし寒い。激下りなので下ハン握れないバーミッツは使えないしなあ。
自宅介護はなかなか辛いものです。
食事や下の世話等はどうということはありませんが、一時も目を離せません。
立てませんが立とうとするし、動きたがります。でも拘束などしたくはありません。
そして驚くほど大量の薬! 認知症も進んでいるので錠剤を飲んでくれません。
すり鉢ですり潰して水で溶いてスプーンで飲ませます。本来錠剤を粉にするのは良くないのですが、飲まないよりはマシということでお医者さんと相談しました。ビックリするほど苦いです。しかし痙攣予防・肺炎予防は必要です。心臓疾患の薬もあります。これをスプーンで喉の奥に無理やり流し込みます。本人の意識はわかりませんが目に涙を浮かべています。
しかもこんな苦しい思いをしても回復するわけではありません。
回復のための看護ならともかく、日に日に弱ってゆく様を目の当たりにしていると、自分たちの判断が正しいのかわからなくなってきます。
神戸電鉄 有馬口駅。
標高だいぶ下がったのに温かくなりません。
父は食事が摂れなくなってきました。
食べられないというより食べたくないという感じです。
最後に自分から欲しいと言ったのは桃でした。さすがに桃は手に入らないので桃缶を買ってきました。これは喜んでくれたようです。ごく少量ずつですがしばらく桃だけを口にしていました。父の最後の食べ物でした。
点滴の量も減ってきました。むくんでしまうので減らすしかないのです。
体がもうこれ以上、水も栄養も要らないと告げているようです。排尿排便も減り、眠っている時間が増えました。体が死を迎える準備を始めているのでしょう。
経験のある人ならわかると思いますが、徐々に看護の手間がかからなくなってきます。楽にはなりますが複雑な気持ちです。
このタイミングで私は一旦実家を離れ、千葉へ仕事に戻りました。
貯まっている有給を使った弟が代わってくれました。
有馬温泉。結構なアップダウンがあります。
何回か来たことはありますがありますが、泊まったことはありません。
家からこの距離だし、有馬温泉は基本的に高いんですよね〜。
千葉へ戻って一週間後。
訪問医の先生から「親族で来れる方は来てください」とのこと。
その日のうちに新幹線に乗りました。
父は私が帰ってきたことを一応認識してたみたいです。
目は半閉じ。見えてるのかどうかわかりません。
声掛けには反応してくれます。
再び家族が揃いました。数日の間、容態は安定していました。
太閤橋。
有馬温泉街。一番にぎやかな辺りです。
暖かくなったらゆっくり再訪したい。お土産も買わないとね。
20時頃。私はパソコンに向かっていました。リモートワークです。
襖は開けてあり、隣の部屋を覗けばいつでも父の様子を見れる環境です。
ふと横を向くと父と目が合いました。
ここしばらくの間見たことがないほどしっかりと目が開いています。
「あれー、起きてんの?」私が近づくとやけにはっきり視線が動きます。
他愛無い声掛けに深く頷きます。ここしばらくはなかった反応です。
ただならぬ感じがして母を呼びました。
呼吸が減っています。
苦しいのかと思い、背中に手を当てて少し体を斜めにしてあげます。
いつもはそれで楽になるのですが、それでも呼吸は戻りません。
母は次男の家へ電話をかけ(次男だけ市内住み)、入浴中の三男を呼びました。
顔色が急に変わってきました。手首で脈を探しますが見つかりません。
もう意識はないようです。
ただ、痩せ細った首の動脈は脈打っています。
白水峡。51号を東へ下ります。
その脈も次第に弱まっていきました。
苦しそうな様子は全くありません。時間にして20分くらいでしょう。
20分間、誰も見ていない時間は普通に多々ありました。
最期の時に気づけたのは運が良かったと思います。
背中に手を当てたまま脈が動かなくなるのを確認しました。
不思議なことに家族の誰にも激しい感情の動きは起きていません。
安堵感が広がっています。自宅看取りを一つのミッションと考えれば成功に終わったと言えるでしょう。後で駆けつけた訪問医の先生もそう言ってくれました。
やっと楽になれたな。良かったね、オヤジ。
蓬莱峡。
この辺りはどうも旅立った人が歩いていく景色を想起させます。
武庫川サイクリングロード。
その後はてんやわんや。訪問医、看護師、ケアマネ、葬儀屋入り乱れてやる事・決めることが山積み。とは言えお決まりのコースです。
父は着替えさせられ、でかいドライアイスのブロックを3つ載せられました。
ベッドがあっという間に祭壇に変わりました。葬儀屋さんの手際の良さに驚きです。
父は完全無宗教ですが、葬儀は一応仏式でとエンディングノートに書いてありました。数珠持って来られた弔問客が手持ち無沙汰にならないためだけの配慮です。
戒名は俗名で通しました(本人希望)。ボウズは舌打ちしたと思います。
走行距離 58.9km
獲得標高 1,220m
六甲登って有馬経由で帰ってきても60kmありません。
ただ、近くにあっても六甲は優しい山ではないです。キツいし寒い。
パナは当分実家置きに決めました。
六甲がホームコースならディスクブレーキが欲しいとこですが。
コロナがまた猛威を奮っているので葬儀はごく近親者のみで。
喪主としては助かりました。亡くなって4日間で葬儀の行事は片付きました。
まだ役所や銀行等、雑用がありますが弟が車で母をあちこち連れ回してくれます。
いろいろ学びました。
医療・葬儀はともかく、人の死に際ということを父は教えてくれたと思います。
私も結婚をし、子供は成人し、親を看取り、人生をひと通り味わったのかな。
そして昨日の深夜。
ホッとひと息付いてMYERS'S RUMとフルーツグラノーラで六甲攻略の作戦を考えていました。惨敗に終わりましたけどねw
翌日、神戸空港。羽田行き搭乗待ち。
母が実家にひとり住まいなのでちょくちょく様子を見に戻らねば。
六甲攻略は続きます。
2022.1.7 & 9 年始は六甲三昧
実家で用事があり、私だけしばらく帰れません。
パナに乗ってお使いに。
嫁さんの誕生日なので、甲陽園から高級焼き菓子の配送を手配します。
お薦めです! → ケーキハウス ツマガリ
ツマガリ本店は甲陽園の坂の途中にあります。
そのまま帰るのもつまらないので、坂を登って少し遠回りをします。
甲山大師道という道に出ます。結構な登坂です。
神呪寺(甲山大師)。道を挟んで簡単に初詣。
北山貯水池。
私にとって甲山や北山貯水池ってのは「小学生の頃遠足で来たっけなあ」という感じの場所です。
鷲林寺・甲寿橋というルートを通ります。
甲寿橋を右折して逆瀬川を下り、帰宅する予定だったのですが・・・
つい左折して六甲山頂方面へ!
普段着です。チノパンの右裾をバンド止め。
あとは薄手のウインドブレーカーにスポーツ軍手。
汗かくと下りが辛いので汗かかないように上ります。
到着しました。さむいしぬ。
家から16kmで標高900m・マイナス3,7℃の世界へ!
平日なので誰もいません。ちょっと寂しい。
帰路は激下り。怖いし寒いのでゆっくり慎重に。
まっすぐ帰る道も飽きたので船坂方面へ左折。
西宮市道山第436号線 (旧県道82号線・盤滝峠道)。
写真撮り損ねましたが、この道は面白かった。
Stravaセグメントでは → 小笠峠
今後も来る機会があれば走り込みたい道です。
蓬莱峡。
むかーし、YAMAHA RZ350で走り回ってた頃以来だなぁ・・・
走行距離 43.51km
獲得標高 1,162m
この日(7日)はこんな感じ。
御近所感覚で行ってしまいました。ボトルも無し!
御近所だからといって特に優しくはしてくれませんw
翌々日。
武庫川CRから逆瀬川を目指します。

ランニングイベントが行われているようです。

逆瀬川スタート。今日はちょっと頑張ってみようかな?
前言撤回。早っw

六甲山相手に頑張ると足付きと休憩が必要になる可能性が高いです。
地味に耐えつつ宝殿インター。

到着。
あとで見たら一応Stravaセグメントはほぼ全区間でPR獲れました。
でも逆瀬川〜一軒茶屋タイムがどれだけ縮まったかというと、ほんの5分ほど。
うーん。まだまだ攻略の余地はある、ということにしときましょう。

今日は六甲山頂まで行ってみようかな。
一軒茶屋から300mほど。急坂を押し歩きます。


山頂!
子供の頃に来たことがあるはずなんですが記憶にありません。
居合わせた登山者の方に撮っていただきました。

山頂からの景色は一軒茶屋から見る景色よりひときわ映えます。
ウチはあの辺りかな?

走行距離 49.88km
獲得標高 1,068m
表六甲から下って帰っても50km弱。
キビシイお手頃コースですw
これを有効活用するには、やはりもっと頑張って立ち向わなければいけません。
そろそろ人生の残り時間との競争だなあ・・・
千葉に帰ると届いてました。2021 SRメダル!

5年連続。今のところまだ飽きてはないです。
ただオミクロンの収束を願うばかりです。
2022.1.2 初走りは六甲山・逆瀬川ルート
明けましておめでとうございます。
実家のある西宮で年を越しました。今回は車載でPanaを持ってきています。
とりあえず近所で一番高い六甲山参りです。
武庫川堤防を越えます。実家から数百メートル。
武庫川サイクリングロード。
お昼時なのであまり人がいません。
阪急逆瀬川駅。
ここの北側の踏切がStravaセグメントのスタート。
Strava → 逆瀬川駅踏切〜一軒茶屋
さあ始まりました。
11月に電チャリで登ったコースです。
→ 2021.11.3 実家の電動ママチャリで六甲山
宝塚ゴルフ倶楽部を過ぎるとゆずり葉緑地公園。
ここのカーブを過ぎると西宮カントリー倶楽部。
西宮カントリー倶楽部を過ぎれば甲寿橋。
ここから先が本番です。
ちなみにセグメントではざっとこういう内訳になります。
・逆瀬川駅踏切〜一軒茶屋 距離 11.27km 平均勾配 7.5% 標高差 843m
・逆瀬川駅踏切~甲寿橋 距離 4.53km 平均勾配 4.8% 標高差 219m
・甲寿橋~一軒茶屋 距離 6.88km 平均勾配 9.0% 標高差 618m
馬を散歩させてる人を見かけました!!
まっすぐ行けば有馬温泉方面、盤滝トンネル。
歩行者・自転車は通れません。左折です。
1月2日ですが暖かい。汗かいてます。
自転車に優しい兵庫県も素敵ですが、この道はホント交通量が少ないです。
斜度は基本10%オーバーが続きます。のんびり行きましょう。
しんどいでしかし!!
標高稼ぐとだんだん冷えてきました。
Garminは0.2℃を表示。
芦有ドライブウェイの宝殿IC。
ワタクシ的にはここの手前が一番しんどいです。
鉢巻山トンネルをくぐればゴールの一軒茶屋まであと少し。
ヒィハァ・・・
ゴールが見えてきました!
ゴール〜!!
一軒茶屋の標高は878m。
ロードで登ったのは3回目。やっぱりキビシイ。
休めるところがほとんどありません。60分切りたいですがまだまだ遠い...
しかし!
帰ってStrava見たのですが、昨年11月に電アシママチャリで登った時のタイムより速かった!! ここはこだわりたいポイントです。
ここまで家から20km。
裏山が900m級山岳! ウラヤマしいでしょうw
来た道を下ります。しかしこれがヤバい・・・
10%オーバーの下り坂が延々続きます。ブレーキが利きません。
下ハン持ちたいですがバーミッツ付けてた!
そろりそろり降りますが、だんだん手が疲れてきました。
バーミッツ外して、汗で湿った布手袋で下ります。
冷たい〜 凍る〜
日常的に六甲走って下りも楽しみたいなら油圧ディスクだよなあ・・・
街中まで下りて来ても結構な下りが続きます。
こんな坂の町での日常生活で、電アシチャリがどれだけ頼りになるか。
いやあ、やはり大した発明ですよ。
走行距離 36.07km
獲得標高 955m
平坦区間をゆったり流しても2時間半の行程です。
でもやはりなかなか手強い。一時間ぶっ続けで上れる山はそうそうありません。
週2〜3でここを登ってればメチャ鍛えられますね。